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Research 研究を知る

イノベーションを生み出す、
先端基礎研究
事業貢献の両輪

ITLAB での研究

幅広い研究領域

ITLABでは、研究者自身が研究テーマを起案します。

「何を研究したいのか」「それがモビリティの未来にどのような貢献をもたらすのか」というビジョンを共有する仲間とともに、自律的な研究ユニットである「クラスタ」を形成します。
研究者は、既存のクラスタに自由に参加でき、複数のクラスタにまたがって活動することも可能です。また、新たな研究テーマがある場合は、自らクラスタを立ち上げることもできます。

信号処理
コンピュータビジョン
自然言語処理・LLM
制御
行動科学
深層学習
論文・発表を見る

研究の先にある実装技術

ITLABでは、デンソーとの連携を通じ、製品や生産現場で実装につながる様々な研究が進められています。ここでは、実装のアプリケーションの観点からITLABでの研究を紹介します。

自動運転
高度運転支援HMI
ナレッジDX
生産技術

共同研究講座

先端研究のさらに先をいく「出島」を大学に創り、未来を変える技術を生み出す——この構想のもと、ITLABは2020年より東京工業大学(現:東京科学大学)と連携し、「認識・学習アルゴリズム共同研究講座」を開設し、AIモデルの特徴設計や歩行者の行動予測など、認識と学習に関する先端的な研究に取り組んできました。大学研究者たちと企業の研究者が連携し、基礎から応用まで多くの成果を挙げてきたこの取り組みは、国内でも有数の規模と実績を誇る産学連携のモデルとなっています。

そして2025年4月、新たに「制御」の分野を融合した「認識・制御・学習アルゴリズム共同研究講座」へと発展しました。

研究環境について

ITLABでは、研究者が「生涯研究者」として自分らしいキャリアを描ける、他では経験できない研究環境を実現しています。

研究に専念できる組織構造として、上下階層を排したフラットなティール型組織を採用しています。管理職のいない自律的な環境により、研究者は本来の研究活動に集中することができます。さらに、研究者同士による360度評価を基盤とし、研究成果はもちろん、全体貢献や自律性といった側面を踏まえて正当に評価される仕組みが整えられています。

研究活動は「クラスタ」と呼ばれるテーマ別のグループを単位として行われています。研究者であれば誰でもクラスタを起案し、異なる複数のクラスタに自由に参加することが可能です。この柔軟な枠組みにより、専門分野の枠を超えたコラボレーションや新たなアイデアの創出が日常的に生まれています。実際、オープンスペースに設置された壁一面のホワイトボードでは、アイデアが浮かんだその場で即興的な議論が始まり、定期ミーティングとあわせて、活発な知的交流が促進されています。

また、研究活動への支援体制も充実しており、学会発表が強く奨励されています。さらに、博士号取得や語学研修、学会表彰、特許出願といった取り組みに対しても報奨制度や支援制度が設けられており、研究者としての継続的な成長と挑戦を全方位から後押ししています。

先端研究を最もよく理解する
研究者が研究者を評価

論文や学会発表で成果を発信し、
分野全体の発展に貢献

デンソーの圧倒的な
スケールとリソースを基盤に
自由度の高い研究環境を実現

研究者自身が面白さと価値を見出した
テーマの起案でうまれる
研究クラスタ

自分の研究成果が
デンソーグループへの事業貢献を通じ
社会実装される醍醐味と達成感

生涯研究者であれる環境

論文やネットには決して出ない、
現場での実課題にアプローチ

共同研究講座が体現する
ハイリスクハイリターンな
最先端基礎研究への取り組み

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